暗号資産ってどうなの?

暗号資産は株やFXに比べ値動きが激し く、一瞬で多額の利益を得ることもあれば、一 瞬で失うこともあります。 投資的な要素よりも 投機的傾向が強いことが暗号資産の特徴です。 6. 暗号資産取引は株式とFXを正しく理解し た後で 暗号資産の相場の読み方は難しく、株式や FXとは違った要素があります。 そもそも投資 の概念を株取引やFXを通じてよく理解したう えで、暗号資産を扱うことが強く望まれます。 何らかの対応がなされる可能性があります。 〈ケース4：送金や取引に関するトラブル〉 送金や取引に関するトラブルの相談もあるよ うです。 例えば、暗号資産を送ったが受け手に 届かない、逆に送ってもらった暗号資産が自分 に届かないという例もあります。

暗号資産交換の基本情報ってどう管理しているの?

む基本情報をどう管理しているかがとても重要 です。 利用者が暗号資産交換業者にログインし 取引を行う場合には、取引のために鍵ペアが必 要なことから基本情報はインターネットに接続 された領域に置かれます。 この状態を「ホット ウォレット」といいます。 しかし、ホットウォ レット状態ではサイバー攻撃を受けた場合など に秘密鍵が外部に漏れてしまうリスクがありま す。 そこで、利用者が一定時間取引しない場合 やログアウトした場合に、暗号資産交換業者は 鍵ペアを含む基本情報をインターネットから遮 断された領域に退避させます。 インターネット から遮断された領域に退避した状態を「コール ドウォレット」といいます。 コールドウォレット の場合にはサイバー攻撃を受けても秘密鍵が漏 れることはありません。

暗号資産のデリバティブ取引とは何ですか?

具体的には、金融商品取引 法上の「金融商品」の定義に暗号資産が、「金融指 標」の定義に暗号資産の価格または暗号資産の 利率等がそれぞれ含まれることとされています （金融商品取引法2条24項3の2号、25項）。 これにより、暗号資産にかかるデリバティブ 取引またはその媒介、取次ぎを業として行うこ とは、第一種金融商品取引業に該当し、金融商品 取引法に基づくライセンス（金融商品取引業の 登録）の下で取引が行われることになります。 そして、証拠金取引を行う場合、証拠金倍率も 一定限度を超えないことが求められます。

暗号資産と仮想通貨の違いは何ですか?

「暗号資産」は日本国内では資金決済に関する 法律（以下、資金決済法）に定義される用語で、 暗号技術を用いた電子的価値（トークン）の中で、 ビットコインなどの通貨建て価値の裏づけが無 い方式を示します。 資金決済法は当初これを「仮 想通貨」と定義していましたが、2019年の改 正で「暗号資産」に置き換えられました。 暗号資 産は通貨建ての価値の裏づけがある方式を除外 するため、暗号資産に当てはまらないトークン を広義で「仮想通貨」と呼んで区別しています。 仮想通貨に共通する特徴は、「マイニング」と 用語について 暗号資産と仮想通貨 いう独特な発行と「ブロックチェーン」と呼ばれ るデータ構造を用いて管理することです。